レンタカーを1ヵ月借りるといくら？料金相場や、借りる際の注意点をご紹介！

出張や長期連休、一時帰国など様々な理由で1ヵ月間車を使いたい場合、レンタカーの利用を考えると思います。

ただレンタカーは数時間や1泊2日などで借りるイメージが強く、そもそも1ヵ月間の長期でレンタカーが借りられるのか、借りられるのならいくらかかるのか気になるところでしょう。

今回は1ヵ月レンタカーを借りたい方へ向けて、料金相場や各社の特徴、借りる際の注意点を解説をくわしく解説するので、ぜひチェックしてみてください。

1ヵ月レンタカーを借りるならマンスリーレンタカーがおすすめ

レンタカーは1泊2日などの短期のイメージが強いですが、1ヵ月間借りることも可能です。

ただし一般的なレンタカーの場合、30日借りてしまうと1日料金×30日間で10万円以上と高額になる傾向があるので、1ヵ月レンタルする場合は「マンスリーレンタカー」を利用するのがおすすめです。

マンスリーレンタカーは1ヵ月パック料金が用意されており、安いところでは1ヵ月5万円前後と格安でレンタルすることができます。

マンスリーレンタカーの特徴とは？

では一般的なレンタカーと比べてマンスリーレンタカーはどういった特徴があるのでしょうか。

1日単位で借りるレンタカーより安い

さきほどご紹介したように、マンスリーレンタカーは1ヵ月5万円（1日あたり2,000円以下）と、一般的なレンタカーを1ヵ月借りるよりも大幅に安くレンタルすることができます。

マンスリーレンタカーは点検や清掃を1ヵ月に1度だけ行えば良く、一般的なレンタカーよりも人件費を抑えることができます。

そのため、その分料金が割引され格安料金でのご案内が可能となっているのです。

自宅までの配車・引き取りを無料でしてもらえる

マンスリーレンタカーは自宅までの配車・引き取りを無料でしてもらえる会社があります。

点検清掃と同じくレンタカーの「受付」も1ヵ月に1度だけ行えば良く、その分人件費を抑えることができているので、配車や引き取りをサービスでやっていることがあります。

もし料金が近いレンタカー会社で迷っていたら、配車引き取りを無料サービスしている会社を選ぶと良いでしょう。

レンタル期間中は同じ車を使い続けられる

マンスリーレンタカーはレンタル期間中、同じ車を使い続けられます。

もしマンスリーレンタカーではなく、1ヵ月間に複数回デイリーのレンタカーを借りた場合、そのたびに車が変わってしまうので、操作方法を確認したりするのは手間がかかります。

同じ車を使い続けられるマンスリーレンタカーなら、一度操作方法を理解すればマイカー感覚で安心して使えるのが魅力です。

1ヵ月レンタカーを借りる際の注意点

次に、1ヵ月レンタカーを借りる上で注意しておきたいポイントもご紹介します。

ここを抑えておかないと、せっかく安く借りたのにも関わらず最終的に予想以上の出費となってしまうことも少なくありません。

ガソリン代は別途発生する

1ヵ月レンタカーを借りる場合は料金だけでなく、別途発生するガソリン代の支払いを頭に入れておかないといけません。

期間中の走行距離が多いと予想される場合は、なおさら燃費の良い車種、例えばハイブリッド車や軽自動車を選ぶことが大切です。

ガソリン代が高騰している昨今では、これだけで1ヵ月あたり数千円、場合によっては数万円のコスト削減が見込めます。

免責補償（CDW）や車両保険が別料金になることがある

一見安いように見えるレンタル料金でも、実はその料金は「免責補償制度（CDW）」や「車両保険」が含まれていない場合があります。

免責補償制度（CDW）へと加入するために1日200円～1,000円（1ヵ月だと6,000円～30,000円）程度の別途料金が発生することがあり、車両保険も同様にプラス料金となってしまう会社も少なくありません。

1ヵ月あたり数千円も増えてしまっては安く借りた意味が無くなってしまいますので、免責補償と車両保険の加入料も事前にチェックしておくことが重要です。

車の種類を選べない

1ヵ月のレンタカーは希望した日に在庫がある中から借りるため、「軽自動車」や「コンパクトカー」などのグレードは選べても、グレード内の車種は細かく選べない点に気をつけましょう。

人気店だとグレードすら限定されてしまうこともあります。

ただし数週間～数か月前から予約することでグレードは希望通りになることが多いので、余裕を持って予約をすることをおすすめします。

走行できる距離の上限が決まっているケースがある

レンタカー会社によっては、走行できる距離の上限が決まっていることがあり、超過をすると返却時に追加料金を請求されます。

1ヵ月間だと1,000km以上の大きい距離超過になってしまい、その場合は1万円を超える超過料金になってしまいます。

決して少ない金額ではありませんので、「走行距離制限」も事前に確認しておきましょう。

1ヵ月レンタカーを借りる料金相場

では1ヵ月レンタカーを借りる場合、どの程度の料金がかかるのでしょうか。

大手から長期専門など様々な会社の料金相場をご紹介します。

※最安クラス1ヵ月あたり（あくまで参考としていただき、詳しくは公式HPでご確認ください。）

レンタカー会社	基本料金（1ヵ月）	取扱車種	免責補償料
TOYOTAレンタカー	×126,720円	◯新しい車両が豊富	△8,250円
ニコニコレンタカー	×85,800円	◯新しい車両が豊富	×16,500円
GOGOマンスリーレンタカー	◯45,800円	△やや古めの車種	◯0円
アイネットレンタカー	◯41,696円	×古い車種が多い	×33,000円
賃貸自動車	△54,780円	×古い車種が多い	△9,900円

TOYOTAレンタカー

TOYOTAレンタカーは、全国1,200ヶ所も店舗があるレンタカー会社です。

大手企業が運営している信頼度の高さと、車両保有台数約12万台で新しい車種が多い魅力があります。

ただし、料金が高額な点がデメリットです。

1ヵ月の利用料金は126,720円で、免責補償料も8,250円かかる点に注意しましょう。

大手の安心感と車種の新しさを重視する人は、TOYOTAレンタカーがおすすめです。

ニコニコレンタカー

ニコニコレンタカーは、全国1,500店舗を誇る日本最大級の格安レンタカー会社です。

新しい車種が豊富で、中古車が苦手な人も安心して利用できるでしょう。

カーナビ・チャイルドシートなどオプションも豊富にあるので、ライフスタイルに合わせてレンタルできます。

ただし、1ヵ月の利用料金は85,800円、免責補償は16,500円と相場としては高めです。

新しい車種が乗りたいけど、大手レンタカーよりは安く乗りたいという方におすすめです。

GOGOマンスリーレンタカー

GOGOマンスリーレンタカーは、千葉・東京・埼玉・神奈川・茨城に展開している長期専門のレンタカー会社です。

古い車種がほとんどですが、1ヵ月の利用料金は45,800円かつ免責補償が0円なので、レンタルする総額が格安な魅力があります。

さらに、無料で自宅まで配送・引き取りに伺うサービスも無料です。

盗難・故障などにより営業できなくなった場合を除いて、万が一の事故時も基本的に負担額がかかりません。

車種はこだわらず、安心感と安さの両方を重視したい人は、GOGOマンスリーレンタカーが向いています。

アイネットレンタカー

アイネットレンタカーは、愛知県・三重県・岐阜県を中心に全国展開しているレンタカー会社です。

1ヵ月の利用料金が41,696円と、レンタル料が格安な点が大きな特徴でしょう。

さらに24時間単位での利用や、最短で6ヶ月から契約できる短期カーリースも行っており、車を借りる選択肢が多いのも良い魅力的です。

ただし、免責補償料が33,000円～と高めの設定なので、運転に自信があり基本料金を安くしたい人におすすめです。

賃貸自動車

賃貸自動車は、全国に7店舗・35営業所・9取次店を展開しているマンスリーレンタカー会社です

車は古いものの、乗用車や福祉車両など車種が豊富にあります。

営業所に近い場所であれば無料で配送・引取サービスもしてくれるので、レンタル時にはぜひチェックしてみてください。

1ヵ月の利用料金は、ナビやETCが標準装備で54,780円と安めですが、免責補償料が9,900円かかるので合わせて検討してみると良いでしょう。

他にはない車種を安く選びたい人は、賃貸自動車がおすすめです。

まとめ

今回ご紹介したように1ヵ月間レンタカーを借りるなら、断然マンスリーレンタカーがおすすめです。

ただし同じマンスリーレンタカーでも会社によって1ヵ月料金に数万円の開きがあり、もし安いマンスリーレンタカー会社でも、実際は免責補償や車両保険で数千円がプラスされるなんてこともあります。

また距離超過料金も1ヵ月利用だと大きな金額になりかねません。

ですので、距離はどのくらい乗るのか？運転の自信はあるか？など自分が1ヵ月利用することを想像した上で、自分に合った会社選びをしてみてください。

1ヵ月レンタカーのチェック項目

以上、参考にしていただけたら幸いです。

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