レンタカーとカーシェアって何が違うの?それぞれの特徴や使い分け方法を伝授

レンタカー、カーシェアリング、カーリース

この3つの違いはよく聞かれることが多いです。

ちなみに、

カーシェア=レンタカーの一種

カーリース=ローンの一種

という認識が成り立ちます。

ですので、そもそもカーリースは全くジャンルが異なります。

今回はレンタカーの一種であるカーシェアリングと一般的なレンタカーがどう違うのか?
メリットデメリットや使い分けのポイントなどをご紹介します。

この記事の監修者

GOGOマンスリーレンタカー代表

舟橋 裕司


長年レンタカー会社を運営して得た、深いレンタカーの知識を記事にてご紹介。また、ファイナンシャルプランナーの資格を保持しており、保険関連の専門的な知識も交えて、レンタカー初心者でもわかりやすい情報を発信します。

目次

カーシェアリングとは?

一言でいうと、会員制の自動車共同使用システムです。

レンタカーと同じ「わ」ナンバーの車であり、自動車の所有者・使用者ともにカーシェア会社名義の車両を使用する形となります。

レンタカーがレンタル毎に手続きが必要なのに対し、カーシェアは事前に会員登録をしておけば何度でも自由に利用することができます。

カーシェアはレンタカーのように店舗から貸し出すのではなく、コインパーキングの1区画をカーシェア用に設けて車両が置いてあり、その車両を会員がシェアする形となっています。

そのカーシェア用の区画をステーションと呼びます

カーシェアは10分〜15分単位で利用料が発生する会社が多く、短い時間であればあるほどレンタカーよりも割安になる傾向があります。

カーシェアのメリット4つ

では一般的なレンタカーと比べてのメリットを4つご紹介します。

短時間から利用できる

まずレンタカーの料金例としてニコニコレンタカーの料金表です。

ニコニコレンタカー料金表

このように6時間利用が最短のプランとなっているので、45分利用しても6時間利用しても2,310円ということになります。

レンタカーはこのように最低利用時間を6時間程度で設定されていることが多いです。

次にカーシェアリングの料金例としてタイムズカーシェアの料金表です。

タイムズカーシェアの料金表

このように15分単位の料金となっているので、レンタカーでは45分利用で2,310円でしたが、

カーシェアリングは45分の利用なら660円でOKです。

このように、短時間なら圧倒的にレンタカーよりカーシェアリングの方がお得といえます。

乗りたい時にすぐに乗れる

カーシェアは事前会員登録さえしておけば、例え深夜に急遽必要になった場合でもステーションからすぐに利用することが可能です。

対してレンタカーは基本的にレンタカー店の営業時間内でのレンタルとなります。

利用手続きの時間がかからない

カーシェアは乗りたくなったらスマホで予約をして終了です。あとはステーションに行きスマホで車の開錠をするだけ。

このように利用するときの手続き時間が無いというのは急用時などには特に嬉しいですね。

ちなみにレンタカーはレンタル1回毎に貸渡契約という契約を結ばないといけないため、少なからず利用時にその時間が発生してくるのです。

ガソリン代がかからない

カーシェアはなんとガソリンを補充せずに返却してOKなのです。

レンタカーはほぼどの会社も満タン返却必須となっていますので、ここもメリットといえるでしょう。

以上の4つがレンタカーと比べてのメリットです。

他にも車検代がかからない・カーナビやETCが標準装備されている・維持費がかからないなどありますが、ここはレンタカーにも当てはまるメリットですので除外しています。

カーシェアのデメリット5つ

では次に一般的なレンタカーと比べてのデメリットを4つご紹介します。

中~長時間の利用には適さない

先ほどご紹介したニコニコレンタカーとタイムズカーシェアを例にするとわかりやすいのでご説明します。

ニコニコレンタカーの料金表
タイムズカーシェアの料金表

タイムズカーシェアは2時間半までの利用ならば2,200円ですのでニコニコレンタカーの6時間料金より安いですが、それ以降はニコニコレンタカーの方が安くなります。

タイムズカーシェア:
1時間(220円×4)
+ 1時間(220円×4)
+30分(220円×2)=2,200円

ニコニコレンタカー:
0~6時間まで=2,310円

よってこの2社での比較だと、2時間45分以上利用する予定があるならニコニコレンタカーの6時間コースを選んでおいたほうが安いということになります。

ただしニコニコレンタカーは返却時にガソリン補充が必要だから、その金額によっては若干変わるわね。

デメリットというよりはカーシェアの特性という方が正しいかもしれません。

月額費用が必要

カーシェアは会員制ですので月額会員費が必要になってきます。

ただ、月額費用といっても利用料はまず月額会員費から引かれるシステムの会社が多く、毎月コンスタントに利用をしていれば実質的な月額はゼロ円ということになります。

距離料金がかかる

カーシェアは基本料金とは別に、実際に走行した距離に応じた料金が発生する会社が多いです。

タイムズカーシェアでは16円/kmの距離料金が利用料とは別でかかります。

レンタカーも距離制限を超えた超過料金はありますが、それはあくまで超えた場合のみであり、通常では発生しません。

車種が選べない

カーシェアはステーションにある車両をシェアする形なので、そのステーションにある車種以外を選ぶことができません。

レンタカーは、軽からワンボックス・会社によってはトラックやマイクロバスなど車種を豊富に取り揃えていることが多いので、用途に合わせて車種を選んで利用することができます。

汚い可能性がある

カーシェアは利用者自身が車内の清掃や除菌をする方式です。シェア終了後にハンドルなど手で触る部分を清掃・除菌することはマナーとしてありますが、清掃の基準はひとそれぞれですし、レンタカーのように毎回スタッフが隅々まで清掃しているわけではないので、人によっては汚く感じる可能性があります。

カーシェアとレンタカーを一覧で比較

カーシェアレンタカー
月額会員費必要不要
1回毎の手続きの長さ短い長い
最短利用時間15分~3時間程度~
車種の多さステーション内の
車両のみ
多い
社内の清潔さ汚い可能性あり綺麗
距離料金あり無し
ガソリン代不要必要

カーシェアはどういう人におすすめか

これまでの特徴を見たらお分かりになるかと思いますが、カーシェアリングは短時間利用特化型のサービスといえます。
手続き不要で即シェアできて、ガソリン補充も無く返却と、サクッと借りてサクッと返す想定でサービスができているのです。

ですので、どこか遠出をするようなレジャーでの利用ではなく、1週間に1度のまとめ買いや雨の日の送り迎えなど、生活に溶け込んでより日々を快適にするようなイメージで考えておくと良いでしょう。

まとめ

レンタカーとカーシェアの違いについてご理解いただけたでしょうか。

カテゴリとしては同じレンタカーに変わりありませんが、カーシェアは数時間程度の短時間利用特化型サービスで、レンタカーは6時間以上などある程度まとまった時間借りることを想定したサービスです。

昨今ではマイカーを持たずに必要なタイミングに必要な時間だけ車を借りて生活をするレンタカーライフが増えてきています。

カーシェアも織り交ぜながらレンタカーライフを過ごすことで、マイカーよりも安く、マイカーと同じ位快適に生活していけるのではないでしょうか。

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この記事を書いた人

『GOGOマンスリーレンタカー』代表。長年レンタカー会社を運営して得た、深いレンタカーの知識を記事にてご紹介。また、ファイナンシャルプランナーの資格を保持しており、保険関連の専門的な知識も交えて、レンタカー初心者でもわかりやすい情報を発信します。

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