普段マイカーを必要としない方でも、遠出などでどうしても車が必要になることがあるのではないでしょうか。
その場合は用事に合わせてレンタカーを活用することをおススメします。
ただレンタカー自体を利用したことのない方も多いと思いますので、レンタカーの種類や借り方、うまい使い方などを解説していきます。
この記事の監修者
GOGOマンスリーレンタカー代表
舟橋 裕司
長年レンタカー会社を運営して得た、深いレンタカーの知識を記事にてご紹介。また、ファイナンシャルプランナーの資格を保持しており、保険関連の専門的な知識も交えて、レンタカー初心者でもわかりやすい情報を発信します。
レンタカーとは
レンタカーとは正式名称を「自家用自動車有償貸渡業」といい、有料で車を借りるサービスのことを指します。
レンタカーにはお客様の事故への備えとして一定の基準以上の自動車任意保険に加入しないといけない等、様々な基準が定められており、基準をクリアした事業者のみがレンタカーをサービスとして提供しています。
レンタカーは車のナンバーが「わ」ナンバーであることが特徴的です。
レンタカーの種類
レンタカーは期間によって3つに分割されます。
デイレンタル(日帰り~)
主にレンタカーはこのデイレンタルのイメージを持たれている方も多いのではないでしょうか。主にレジャーなどに利用されることが多く、今は数時間か3時間の超短期で借りれるところもあります。
ウィークリーレンタル(1週間~)
長期の旅行などで利用されることが多いです。デイレンタルを4~5日するよりもウィークリー料金の方が安い場合が多いので、泊数の多い旅行ではウィークリープランが重宝されます。
マンスリーレンタル(1ヵ月~)
GWやお盆・年末年始など、予定が増えやすい長期休暇に合わせてレンタルすることが多いです。何度もレンタルするより安くつくからです。また運転初心者の練習期間としてある程度まとまった期間が欲しい方や、事故の際の代車として利用されたりします。
番外)カーシェアリング
よくレンタカーと比べられることのあるカーシェアリングですが、これは『デイレンタルよりもさらに短いレンタカー』と認識しておけば良いでしょう。
利用時間が短ければ短いほどレンタカーより安くなる傾向があります。会社によって様々ですが、3時間利用程度までならカーシェア利用の方が安い場合が多いです。
但し、事前に会員になる必要があったり、予約も当然必要なので、急ぎでレンタルしたい場合はレンタカーの方が無難でしょう。
レンタカーを借りる条件
レンタカーを借りる期間が決まったところで、レンタカー店を選んでいきたいのですが、レンタカーも借りる条件があります。
絶対条件:運転免許を取得していること
これは当たり前ですね。
ですがこれ以上にも条件があるレンタカー店があります。
店舗によって様々なので一例ですが、もし一つでも当てはまらないものがあるなら、事前に必ず確認することをおススメします。
条件(例)
- 21歳を超えている
- 免許取得後1年を経過している
- 保険証を持っている(働いている)
- クレジットカードを持っている
ちなみにこれらの条件を設けているレンタカー店は実際にあります。
特にクレジットカードに関しては、当日持っていなくて借りられなかったという例が実際にあったので、持ち物は必ず確認しておきましょう。
レンタカー会社の選び方
ではレンタカーを選んでいきましょう。
デイレンタルでおススメのレンタカー
安く借りたい場合:格安レンタカー
(ニコニコレンタカーなど)
これはとても重要なんですが、安く借りたい場合は比較サイトは使わないようにしましょう。なぜなら比較サイトにはそもそも格安レンタカーが含まれていない場合が多いからです。
格安レンタカーは広告費をかけない代わりに料金へと還元しているからですね。
ですので比較サイトは使わずにGoogle検索やGoogleマップなどで一軒ずつ確認していくことが最も安く借りる方法になります。
車種やオプションにこだわりたい場合:大手レンタカー
格安レンタカーは車種を細かく指定できなかったり、オプションがそもそも無かったりします。せっかくの休日だから良い車でドライブを楽しみたいという方は大手を選んだ方が良いです。
この場合は比較サイトを利用しましょう。大手レンタカー店は各社そこまで料金や取扱車種のランクに差がありません。
ですので比較サイトで一括検索してしまう方が圧倒的に早いんです。
番外)乗り捨てしたい場合:大手レンタカー
乗り捨てしたい場合も大手レンタカーがおススメ、というより格安レンタカーで乗り捨てサービスをしている会社はほとんど聞いたことがありません。
大手だからこそできるサービスだからです。
ウィークリー・マンスリーでおススメのレンタカー
長期でレンタルする場合は、大手レンタカーはおススメできません。
過去記事でも紹介していますが、大手レンタカーはデイレンタルをメインにサービスや料金プランを作っているので、料金が割高になってしまうからです。
ウィークリーであれば格安レンタカーのウィークリープランを、
マンスリーであればマンスリー専門店が一番条件含め良いでしょう。
保険の選び方
保険に関してはこちらがおすすめです。
対人補償 | 無制限 |
対物補償 | 無制限 |
人身傷害補償 | 『高いに越したことはない』程度 |
車両保険 | 時価格 |
(免責補償金) | 不要(学生や初心者は別) |
レンタカーは必ず対人補償は無制限になっているので安心ですが、対物補償は無制限になっていないレンタカー店が存在します。
事故によっては億単位の対物補償額となる場合があります。
一回レンタカーを借りた事故がきっかけで人生が終わってしまうのは割に合いませんよね?必ず対物補償だけは無制限にしておきましょう。
免責補償制度
レンタカーならではの制度です。
とても簡単に言ってしまうと、
『保険の免責金を0円にしてあげるから、その代わり〇〇円払ってくださいね。』ってやつです。
これに関しては加入不要だと個人的には思っています。
なぜなら過去記事でも書いていますが、『事故を起こす確率は宝くじ100万円クラスが当たる確率とほとんど同じ』だからです。
こんな低確率で起こる事故の時に払う数万円の免責金を、免除する為にお金を払う必要は無いと思うからです。
例外として、学生の運転初心者は絶対加入しておきましょう。免許取りたてで事故率が上がることと、数万円の免責すら学生にとっては大きい金額だからですね。
これはあくまで免責補償制度に関しての話です。任意保険は絶対に必要ですので混同しないようにしましょう。
予約方法
格安レンタカーはニコニコレンタカーのような大手であればアプリやWEBなどから予約可能ですが、ほとんどは店舗によって予約方法が異なります。
ただし格安レンタカーだと電話オンリーのような店舗もあります。
大手レンタカーは比較サイトでの予約をおススメしたと思いますが、ほとんどの比較サイトはそのままサイト上で予約が可能です。
支払い方法
トヨタレンタカーやニコニコレンタカーなど事前WEB決済ができる会社もありますが、基本的には当日の窓口精算が多いです。
またレンタカー店はクレジットカードの利用を推奨しており、現金精算をする場合は免許証以外に保険証や公共料金の明細書等が必要になる場合が多いので予め聞いておく必要があります。
『クレジットカードを持てる人』ということを信頼性の一つにしているというわけですね。
レンタル当日~返却までの流れ
レンタル当日
当日は店舗に行き契約書等を記入し、料金を支払います。
その後は車両の傷をスタッフと相互確認をします。
あとから傷が増えたと請求されるのが怖い(そんなことはまず無いんですが・・)という方は、
車両をレンタル時に携帯で録画しておけば安心です。
傷の確認が終わったら車両の操作方法等を教えてもらい手続き完了です。どんなレンタカー店でも手続き自体は15分もあれば終わります。
返却時の流れ
返却時はガソリンを満タンにして営業所へ戻ります。
忘れると別途料金を取られる可能性があるから気を付けて!
その場でスタッフと傷の相互確認をしてレンタル終了となります。
5分程度です。
まとめ
少しは流れをイメージしていただけたでしょうか?
重要なのは、『どの位の期間必要か?』と『安さと快適さどっちを取るか?』という2点で、それによって探し方から変わってきます。そこをしっかり明確にして自身に合うレンタカーを見つけていただけたら幸いです。
少し話が逸れますが、今は交通の発達等でマイカーを所有する人が減ってきています。
ただ車があったほうが安くなったり、より便利になるようなタイミングは年間でいくつもあると思います。
ですので最近『必要な時に必要な期間だけレンタカーを借りる』というレンタカーライフが増えてきています。
全く車を利用しない生活より便利に、マイカーより安く、生活を充実させることができるのでいかがでしょうか。
興味があればぜひ読んでみてください。
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