レンタカーでスタッドレスは装着できる?いつから装着したほうが良い?費用は?

レンタカーを利用する日がまさかの雪予報・・。

運転自体普段はほとんどしない上に、積雪なんてことになれば運転は絶望的ですが、予定は移せないし当日自動車が無いとあまりにも不便だからどうしよう、と考えている方。

ご安心ください。

多くのレンタカー店でスタッドレスタイヤのオプションが存在します。

今回はレンタカーにスタッドレスを装着するか迷っている方に、そもそもスタッドレスタイヤがなぜ必要なのか、レンタカーに装着した場合の相場などを解説していきます。

この記事の監修者

GOGOマンスリーレンタカー代表

舟橋 裕司


長年レンタカー会社を運営して得た、深いレンタカーの知識を記事にてご紹介。また、ファイナンシャルプランナーの資格を保持しており、保険関連の専門的な知識も交えて、レンタカー初心者でもわかりやすい情報を発信します。

目次

スタッドレスタイヤとは

そもそもスタッドレスタイヤとはどういうタイヤなのでしょうか。

一言でいうと『積雪や凍結などでも滑りにくくなるタイヤ』です。

ノーマルタイヤと比べて溝が深く柔らかいため、より密着してグリップ力が強いという特性があります。

したがって積雪路等でも溝が雪をしっかり噛んでくれることで、安定した走行をすることが可能となっています。

なぜスタッドレスを装着すべきなのか

装着すべき理由は主に2つあります。

制動距離が伸びて事故が起きやすくなるから

すべりやすい積雪路や氷結路では、ノーマルタイヤとスタッドレスタイヤでは制動距離が大きく変わります。

制動距離:ブレーキを踏みブレーキが効き始めてから車が停まるまでの距離

JAF(日本自動車連盟)の調べによると、圧雪路における時速40kmからの制動距離では、

スタッドレス:17.3mに対してノーマルタイヤ:29.9mと、12.6mもの差がありました。

つまり制動距離が伸びる分だけブレーキが効きづらくなり、事故が起きやすくなってしまうということなんです。

特にレンタカーで事故を起こして、任意保険が十分でないと多額の損害賠償を請求することがあるので尚注意が必要です。

法令違反になるから

沖縄を除く全ての都道府県において、積雪・凍結した路面で滑り止めの措置を取ることが道路交通規則等で定められているのです。

参考として以下東京都の交通規則です。

(6) 積雪又は凍結により明らかにすべると認められる状態にある道路において、自動車又は原動機付自転車を運転するときは、タイヤチェーンを取り付ける等してすべり止めの措置を講ずること。

引用:東京都都民安全推進本部HP

尚、違反した場合は普通乗用車で6,000円の罰金となります。

このような2つの理由からスタッドレスタイヤは装着すべきだといえます。

いつから装着すべきなのか

一般的には、利用する地域の例年の積雪時期より1ヵ月前にはスタッドレスタイヤを履かせておくべきだと言われています。

デイレンタルなら数日間なので天気予報を確認しておけば判断できますが、ウィークリー以上の長期レンタルの場合はそういうわけにはいきません。

そうしていざ降雪となった場合に、自身でチェーンを購入して巻くことになるのであれば、最初からスタッドレスにしておいたほうが時間的にもずっと楽です。

よって、特に長期レンタカーを利用の場合で降雪期間中であれば、迷わずスタッドレスオプションの利用をおススメします

降雪期間は下記URLを参照すると便利です。

気象庁 気象データ検索

スタッドレスタイヤの料金相場

ではスタッドレスタイヤをオプションで付属する場合の相場はどうでしょうか。

24時間料金(乗用車)

ニッポンレンタカー2,200円
トヨタレンタカー2,200円
オリックスレンタカー2,200円
日産レンタカー1,650円
ニコニコレンタカー2,200円 ※1
※1 72時間料金 取り扱い店舗もあり

このように、だいたい1日2,200円程度で装着することが可能です。

少し割高な気もしますが、前述したようにリスクが高いので付けておいたほうが良いでしょう。

長期レンタルの場合は4,000円~10,000円以上など価格幅が広いため、よりお得に借りるために各会社へ問い合わせた方が良いでしょう。

ちなみにGOGOマンスリーレンタカーは、1日250円という破格での提供をしていますので、千葉・埼玉・東京・神奈川で長期レンタカー利用の際は是非ご検討ください。

レンタカーでスタッドレスを装着する注意点

最後に、レンタカーのオプションでスタッドレスタイヤを装着する際の注意点を2つご紹介しておきます。

当日に装着してもらえないことがある

ETCなどもそうですが、スタッドレスタイヤは装着に時間や人員が必要です。

その為、当日にお願いしてもお断りされる可能性があります

ギリギリまで天気予報を見てから判断したい気持ちがあるとは思いますが、結果装着できずに雪が降りましたなんてことにならないように余裕を持ってお願いしておきましょう。

タイヤの溝を確認しておく

スタッドレスタイヤは新品から50%以上摩耗したら性能が引き出しにくくなるため、寿命といわれています。

摩耗を判断する方法としては、タイヤの側面に矢印があり、その方向にはプラットフォームと呼ばれるタイヤ摩耗を判断するサインがあります。

そのプラットフォームが露出していたら寿命となるので、レンタルする際には確認しておきましょう。

確認方法としては、

写真のようにプラットフォームとタイヤ表面が同じ高さの場合は、レンタカー店に即交換してもらいましょう。

また長期レンタカーの場合はプラットフォームがギリギリ収まっていたとしても期間中に寿命になってしまう可能性があるので、遠慮なく交換してもらうようにしてください。

まとめ

本日はレンタカーのスタッドレスタイヤ事情についてご紹介しました。

スタッドレスタイヤが未装着の状況で万が一降雪などになってしまうと、罰金などのリスクもありますが、何より事故が起きやすくなってしまうことが一番のリスクといえます。

特にレンタカーは事故が起きて保険を使用すると、高い免責金を取られたり営業補償料を取られたりと、出費が大きくなってしまいます。

もし降雪の可能性が少しでもあるのならば、迷わずに装着し安全運転を心がけましょう。

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この記事を書いた人

『GOGOマンスリーレンタカー』代表。長年レンタカー会社を運営して得た、深いレンタカーの知識を記事にてご紹介。また、ファイナンシャルプランナーの資格を保持しており、保険関連の専門的な知識も交えて、レンタカー初心者でもわかりやすい情報を発信します。

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