代車をレンタルしたら料金は1日いくらかかる?1ヵ月料金や借りる際の注意点も解説

様々な理由でマイカーが一時的に手元から無くなるタイミングがあると思います。

利用が少ない方は修理を待てば良いですが、通勤などでマイカーを利用している方などは車が無くなってしまうと大変ですよね。

そんな方は代車をレンタルするわけですが、一言で代車といっても無料でレンタルできるもの、有料となるものなど種類があります。

今回は代車について細かく解説していきます。

この記事の監修者

GOGOマンスリーレンタカー代表

舟橋 裕司


長年レンタカー会社を運営して得た、深いレンタカーの知識を記事にてご紹介。また、ファイナンシャルプランナーの資格を保持しており、保険関連の専門的な知識も交えて、レンタカー初心者でもわかりやすい情報を発信します。

目次

代車とは

代車とは、『事故や故障・車検など様々な理由でマイカーが利用できなくなってしまったときに、マイカーの代わりとしてレンタルされる車のこと』をいいます。

代車と聞くとタダでレンタルできるものだと思っている方が多いようですが、無料でレンタルできる場合と、有料となってしまう場合とで分かれます。

では無料でレンタルできるのはどういう場合なのか、また有料となる場合とその料金相場や注意点についてご紹介していきます。

無料で代車をレンタルできるパターン

ではどう言った場合に無料で代車をレンタルすることができるのでしょうか。注意点も一緒にみてみましょう。

1.点検や車検で車を預ける際の代車

点検や車検などでマイカーをディーラーや工場に預ける場合は無料で借りることができます。

点検や車検はお客様が預けている間に困らないように無料代車を用意しており、数に限りはあるものの事前に予約しておけばしっかり確保されるのでまず間違いなく代車を無料でレンタルすることができます。

注意点:保険に加入していない可能性がある

レンタカーは任意保険への加入が国から義務付けられているので安心ですが、代車は任意保険に加入する義務は特にありませんので場所によっては無保険の可能性があります

また加入していたとしても補償が十分ではない場合があります。最低でも対人・対物補償は無制限でないと万が一の事故で一生を棒に振る可能性があるので、代車の保険内容を確認してから点検や車検を申し込むようにしましょう。

2.相手の過失が多い事故の代車

これは単独事故ではなく相手がいる事故で、さらに2つほど条件があります。

・相手の過失割合の方が多い
・通勤等でマイカーを日常的に利用している(公共交通機関では代替できない)

この条件が当てはまれば、ほぼ間違いなく相手側から代車費用(レンタカー費用)を請求でき、実質無料で代車を借りることができます。

条件の二つめも重要で、自宅が駅に近く勤務先も駅から近い場合などは電車で代用できますよね、ということになり電車賃しか支払われない場合もあります。

注意点1:日額には上限がある

レンタカー費用が相手から出るといっても一般的なレンタカー料金のみです。

過去に高級外車で被害に遭い、27,000円/日のレンタカーを借りていたが、裁判でそこまでの金額のレンタカーを借りる必要性はなかったとして、8,000円/日分しか支払われなかった例がありました。

参考:損保ジャパンHP

このことからも相手側の保険会社に予め上限金額は聞いておき、わからない場合は日額5,000円程度に抑えておいた方が無難でしょう。

注意点2:期間が決まっている

あくまで修理している期間、あるいは買い替えまでにかかる期間の代車です。長くても1ヵ月程度が限界で、それを越える分は支われないと思った方が良いでしょう。

これは極端な例ですが、過去に145日分の代車費用を請求した際、必要性は認められたものの、あくまで修理期間中に代車が必要だった日数分が限度とし、15日分の支払いのみとなった例もありました。

参考:損保ジャパンHP

3.自分の保険の代車特約を利用した場合

では単独事故や自分のほうが過失の多い場合は代車は無料でレンタルできないのでしょうか。

実は任意保険の代車(レンタカー)特約に入っていれば可能になるのです。

代車特約というのは、事故を起こした修理期間のレンタカー料金が自分の加入している保険会社から支払われるというものです。

ただこの特約を使う点で注意点もあるのでご紹介しておきます。

注意点:車両保険を使わないといけない

この代車特約というのは車両保険とセットの特約であることがほとんどなので、車両保険に入っていなければこの特約が付いている可能性はほとんどありません。

つまり車両保険を使ってマイカーを修理することを条件に、代車特約を使ってレンタカーを借りることができるわけです。

ただ車両保険を使うと等級が下がり今後の保険料が上がってしまうので、そもそも車両保険を使うべきなのかを検討する必要があります

代車が有料になるパターン

これまで無料で代車レンタルできる例をご紹介してきましたが、もちろん無料ではなく有料になってしまう場合もあります。

1.故障などで急に車を預けることになった場合

車の故障

『故障などで突発的に預けることになってしまった場合』は有料になってしまうことが多いです。

なぜなら修理工場は急に車を預けた場合は代車が足りず、借りられないことがほとんどだからです。

その場合、工場が提携のレンタカー店などに手配するか、自分自身でどこかレンタカー店などで代車を探すことになるため費用が発生するのです。

2.自分の過失が50パーセント以上ある事故の代車

過失が多い事故

過失が50対50の事故の場合、基本的に相手の保険で代車(レンタカー)を借りることは難しいです。

通常、相手の保険は相手の過失分に対する補償を行いますが、過失割合が50対50の場合、双方に同等の過失があるとみなされます。そのため、自分の過失分については自分で何とかしないといけません。

3.自分の保険に代車特約が無い場合

代車特約が無い

たとえば自損事故で保険を使って修理に出したとしても、自分の保険が代車(レンタカー)特約に入っていなければ修理期間中に代車を利用することができません。

その場合はもちろん自分自身でレンタカーを借りるか、修理工場にレンタカーを手配してもらうかどちらかになります。

もちろんともに料金が発生してしまいます。

代車はいくらかかる?

代車はいくらかかる

修理工場がレンタカーを手配する場合、1日あたり3,000円~5,000円程度請求されることが多いです。

数日間ならまだ良いですが、1週間なら20,000~40,000円となり、1ヵ月程度伸びてしまった場合には代車費用だけで10万円前後かかってしまうこともあるので、いつ修理が終わるかわからない場合は、修理先からの有料代車レンタルはやめておいた方が良いでしょう。

有料代車をお得にレンタルする方法

では代車が無料とならない場合、預け先から代車をレンタルする以外の良い方法は無いのでしょうか。

それはずばり『長期でレンタカーを借りること』だといえます。

なぜなら修理は伸びる可能性が多いにあるからです。特に輸入車だったりすると、部品待ちで1ヵ月かかってしまうことはよくあります。

もし数日かかりそうな修理なら1週間パック料金でレンタカーを借りておき、もし2.3週間かかりそうならば1ヵ月パック料金でレンタカーを借りておけば、万が一伸びてしまっても結果的にお得になるわけです。

ちなみに当店の料金を例に出すと、

軽自動車

ワゴンR
モコ
ライフ
EKワゴン

などなど…

ワゴンR
モコ
ライフ
EKワゴン

などなど…

期間料金(税込)1日あたり
1ヵ月45,800円1,526円
2週間29,000円2,071円
1週間20,000円2,857円
1日3,200円

このように、長期になればなるほど1日あたりの料金が安くなります。

逆に言うと1日単位でレンタルして延長をし続けると、1ヵ月で倍近く支払うことになってしまうので、予め長期で借りておくほうがよっぽど安心でお得だということです。

まとめ

代車は無料でレンタルできるのであれば、絶対にレンタルしておくべきだといえます。

ご紹介した『相手の保険から出る場合』と『代車特約』に関しては、自分から請求をしないと出ないことが多いので、代車が必要になったら相手の保険会社・自分の保険会社に必ず問い合わせるようにしましょう。

また代車費用が有料になってしまう場合は、長期でレンタルした時の安さや保険のことを踏まえると、自分で長期レンタカーを手配することが一番お得だといえます。

ただしレンタカー会社も長期が安い会社や高いけど新車に乗れる会社など特徴が色々あるので、しっかり調べてから利用するのをおススメします。

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この記事を書いた人

『GOGOマンスリーレンタカー』代表。長年レンタカー会社を運営して得た、深いレンタカーの知識を記事にてご紹介。また、ファイナンシャルプランナーの資格を保持しており、保険関連の専門的な知識も交えて、レンタカー初心者でもわかりやすい情報を発信します。

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