長期のレンタカーは1年契約できる?カーリースとの違いは?

最近では必要な期間のみレンタカーを借り、マイカーを持たない人が増えてきています。

夏休みや大型連休などに被せて1週間~1ヵ月間レンタカーが必要な方もいれば、新車待ちや単身赴任などで半年間~1年間必要な方もいるわけですが、そもそもレンタカーの年間契約はできるのでしょうか?またできるとすれば、その相場はどの程度なのでしょうか?

今回は半年間や1年間などの長期でレンタカーを借りる場合について解説していきます。

この記事の監修者

GOGOマンスリーレンタカー代表

舟橋 裕司


長年レンタカー会社を運営して得た、深いレンタカーの知識を記事にてご紹介。また、ファイナンシャルプランナーの資格を保持しており、保険関連の専門的な知識も交えて、レンタカー初心者でもわかりやすい情報を発信します。

目次

1年契約できるレンタカーはある?

レンタカーは一般的に『6時間〇〇円』や『24時間〇〇円』など、当日から数日間レンタルするイメージを持っている方が多いと思いますが、実は半年~1年以上の長期を取り扱うレンタカー店も存在します

ただ数は少なく、ニッポンレンタカーやトヨタレンタカー・ニコニコレンタカーなどの大手レンタカー店はまず取り扱っていないと思って良いでしょう。

1年契約できるレンタカー店の種類

1年契約の取り扱いがあるレンタカー店は、主に【長期専門レンタカー店】と【法人専門レンタカー店】の2つといえます。

ではそれぞれの特徴を簡単にご紹介します。

長期専門レンタカー

1週間未満のレンタルを取り扱っていない長期専門のレンタカー店です。

長期専門にしていることで受付・接客などの人件費や、清掃・メンテナンス費を抑えており、
その分レンタル料を安くできているのが特徴で、1日あたり1,000~2,000円でレンタルすることができます。

もともと長期でレンタルすることを前提としているので半年や1年契約にも対応できる上に、
長期になればなるほど1ヵ月あたりのレンタル料が安くなる店舗もあります。

法人専門のレンタカー

その名のとおり個人にはレンタルせず法人専門にレンタルをしている会社です。

法人は繁忙期や出張時などにスポット利用することもありますが、
新入社員が定着するまでの1年間はレンタカーを営業車にするなど、年単位の利用も少なくありません。

レンタカー1年契約のレンタル料金相場

では実際に半年から1年の長期レンタルをする場合のレンタル料金相場をご紹介します。

条件:コンパクトカー(免責補償料込 / 税込)

長期専門レンタカー店の料金

賃貸自動車

期間合計1ヵ月あたり1日あたり
1ヵ月66,00066,0002,000
6ヵ月396,00066,0002,000
1年792,00066,0002,000

GOGOマンスリーレンタカー

期間合計1ヵ月あたり1日あたり
1ヵ月51,80051,8001,726
6ヵ月280,80046,8001,560
1年561,60046,8001,560

法人専門レンタカー店の料金

eレンタカー

期間合計1ヵ月あたり1日あたり
1ヵ月74,80074,8002,493
6ヵ月448,80074,8002,493
1年897,60074,8002,493

スマイルレンタカービジネス

期間合計1ヵ月あたり1日あたり
1ヵ月91,30091,3003,043
6ヵ月547,80079,2002,640
1年1,095,60079,2002,640

このように価格差はあるにせよ、いずれも1日あたり3000円以下と格安でレンタル可能で、
長期になればなるほど安くなる会社もあるのです。

カーリースとの違いは?

では年単位での契約が基本となるカーリースとはどういった違いがあるのでしょうか?

カーリース会社は『月額1万円で乗れる』など月額の安さを前面に出しているので、安いと思ってしまいがちです。

ただこれには安さの裏に落とし穴があることがほとんどですのでいくつかご紹介します。

ボーナス払い前提

ローンのボーナス併用払いと同様です。ボーナス月で大きく払うことを前提に月額を安くしています。

これでは月額が安いように見えてもトータルでは全く安くなかったりします。

契約時に頭金を払わなければならない

これもローンと同様で、頭金を払う前提の場合があります。頭金を払い残金を下げているのですから、
月額はもちろん減るわけです。

残価を高く設定

残価を予想より高く設定することで月額を安くしている場合があります。

例えば200万円の車があり、2年後に120万円の価値が残るとします。

普通であれば年間40万円((200万-120万円)÷ 2年=40万円 )の支払いとなり、月では33,000円程度の月額となりますが、

カーリース会社の中には2年後には160万円の価値が残ると言って残価を吊り上げ、年額を20万円にして月額を安くしようとします。

そうすると2年後、当然40万円しか払っていませんが、車の価値は120万円しかありません。

もちろん足りない40万円の差額はお客様が負担するわけです。

このように月額が安いように見せていても、結局総額は多く払っている場合がほとんどで、
さらに料金には任意保険などが含まれていないので、コミコミ価格では長期レンタカーより割高になっている可能性が高いのです。

レンタカー1年契約のメリット

ではレンタカーを1年契約をするメリットは何があるのでしょうか?いくつかご紹介します。

長期割引がある

ご紹介したとおり、長期レンタカー会社には契約が長ければ長いほど料金が割引になる会社があります。

半年以上の契約だと1ヵ月単独でレンタルするより1ヵ月あたり5,000円程度安くなることもあり、
その場合年間だと60,000円もの割引があるので大きなメリットといえます。

任意保険が完備している

先ほどご紹介しましたが、カーリースの料金には任意保険料が含まれていません。

借りている車なので車両保険も付けるとなると、月額は1万円前後にはなるでしょう。
そうなると安くリースできたとしても、その保険料が乗ってくるので結局は高くついてしまいます。

対してレンタカーならば任意保険は必ず付いているコミコミ料金なので安心ですね。

途中解約が可能

カーリースで途中解約となった場合は、残価分の支払いプラス解約金を支払わなければなりません

対してレンタカーなら解約金などありませんし、最初に料金を支払ってしまっているので、
解約するタイミングで大きな出費となる心配がありません。

審査が無い

リースはローン審査がありますので、複数ローンがすでにある方などは通りづらかったりします。

レンタカーはリースと違いローン審査などが無く長期で借りることができるので、そういった心配がある方でも
安価に車を持てるというのは大きなメリットでしょう。

レンタカー1年契約のデメリット

色々なメリットがありましたが、逆にデメリットも存在しますのでご紹介します。

わナンバーになってしまう

長期で利用するのでマイカーのような感覚で利用いただけるのですが、ナンバーが『わ』になってしまうので、
周りの人からはレンタカーを利用していることがわかってしまいます。

前金制

基本的には契約時に契約分の料金を支払います

月あたりの料金が安いとはいえ、年間契約だと金額が大きくなってしまうので、
人によってはそこをデメリットと感じてしまう方も多いでしょう。

まとめ

レンタカーの1年契約は日当たり3,000円以下でレンタルができて、その中にはメンテナンス代や自動車税・車検費用に加えて、カーリースでは含まれないような任意保険や車両保険も含まれているので、お得に利用できることが分かってもらえたかと思います。

ただ、数年借りたい場合はカーリースの方が月額は減ることが多いですし、レンタカーのデメリットである前金制や『わ』ナンバーになってしまう点もありますので、そういった点も全て含めてご自身の状況にあった活用をしていただけたらと思います。

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この記事を書いた人

『GOGOマンスリーレンタカー』代表。長年レンタカー会社を運営して得た、深いレンタカーの知識を記事にてご紹介。また、ファイナンシャルプランナーの資格を保持しており、保険関連の専門的な知識も交えて、レンタカー初心者でもわかりやすい情報を発信します。

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