車の部品として利用されている半導体が全国的に不足していることで、新車納期が半年かかることも珍しくなく、納車までのつなぎとしてマンスリーレンタカーやウィークリーレンタカーなどの長期レンタルをする方が増えてきています。
またマイカー離れで、必要な時期にピンポイントでマンスリーレンタカーを借りる方などがここ最近ではかなり増えてきており、長期レンタカーは生活の一部となってきているともいえます。
では長期でレンタカーを借りる時のおすすめの会社はどこなのでしょうか?また借りる際の注意点も合わせてご紹介します。
この記事の監修者
GOGOマンスリーレンタカー代表
舟橋 裕司
長年レンタカー会社を運営して得た、深いレンタカーの知識を記事にてご紹介。また、ファイナンシャルプランナーの資格を保持しており、保険関連の専門的な知識も交えて、レンタカー初心者でもわかりやすい情報を発信します。
長期で借りられるレンタカー会社はある?
ここ最近では、長期契約に対応しているレンタカー店が増えてきています。
一般的な当日レンタルや1泊2日レンタルなどのデイプランに加えてマンスリープラン(マンスリー割引)を別で設けている会社が多く、デイレンタルの日額の半分程度でレンタルできるようになっています。
ウィークリープランを設けているレンタカー店もあり、こちらも通常の料金より割引されています。
また最近は様々な影響により長期レンタカーの需要が増えたことで、長期レンタル専門店が増えてきており、専門店だけあって料金も1日あたり1,500円前後というリーズナブルな料金設定になっている上に、2ヵ月以上借りるとさらに割引になる長期割引などがあるお店もあります。
長期で借りるといくらかかる?
では実際に1週間や1ヵ月の長期レンタカーを借りるといくら位かかるのでしょうか。
お店によって大きく差がありますので、代表的なレンタカー店の相場をご紹介します。
条件
車種:コンパクトカー
免責補償:あり
トヨタレンタカー
ウィークリープラン:無し
⇒約50,000円
マンスリープラン:あり(通常の30日間レンタル料金の50%OFF)
⇒約110,000円
ニッポンレンタカー
ウィークリープラン:無し
⇒約50,000円
マンスリープラン:無し
⇒約210,000円
オリックスレンタカー
ウィークリー料金:無し
⇒約50,000円
マンスリー料金:無し
⇒約210,000円
※長期レンタルの特徴や注意点があれば追記(免責補償をつけると+○○円になる、など)
日産レンタカー
ウィークリープラン:無し
⇒約55,000円
マンスリープラン:無し
⇒約230,000円
ニコニコレンタカー
ウィークリープラン:あり
⇒20,000円
マンスリープラン:あり
⇒81,400円
さきほどご紹介した長期専門店の料金相場も見てみましょう。
GOGOマンスリーレンタカー
ウィークリー料金:あり
⇒23,000円
マンスリー料金:あり
⇒51,800円
カーリースとの違いは?
カーリース会社はよくレンタカーを長期で借りるより安いとネットで紹介していますが、そもそも全然違うものです。
一見同じように見えるので長期レンタカーと同じ感覚で契約してしまうとこんな落とし穴があるので要注意です。
落とし穴1:初期費用がかかる
『1ヵ月から契約可能で、なんと月額30,000円!!』のような広告を掲載しているカーリース会社があったとしても、実は契約前の初期費用として50,000円前後かかってしまうことがほとんどです。
よって半年以内の利用であればマンスリーレンタカーのほうが安くなるのです。
落とし穴2:任意保険料がかかる
『自賠責保険や自動車税などの諸費用すべてコミ!!』のような広告を掲載しているカーリース会社がありますが、任意保険は別です。
車両保険無しでも毎月5,000~6,000円はかかりますし、車両保険ありならば10,000円以上かかることも珍しくありません。
事故時のリスクを考えると任意保険に入らない選択肢はありませんので、結果的にプラスになるので注意です。
落とし穴3:距離制限がある
カーリースは距離制限が存在し、契約完了時の総走行距離が制限より超過していると違約金が発生します。
よくカーリース会社が『自家用車と同じ感覚で乗れる』という広告を掲載していますが、確かに名義こそ使用者が自身ではあるものの、様々な制限があるので気を使いながら乗らなければならないという点は考慮しておかないといけません。
長期でおすすめレンタカー会社3選
さて色々なレンタカー会社の料金相場やカーリースとの違いをご紹介してきましたが、実際に長期でレンタカーを借りると決めた場合、どの会社を選ぶべきなのでしょうか。
各会社にそれぞれの魅力がありますが、その中でも3つご紹介します。
トヨタレンタカー
ご紹介した大手レンタカー店では唯一マンスリー50%割引があります。
それでも格安レンタカーの料金と比べて割高に感じる方がいるかもしれませんが、営業所が日本で一番多いため借りに行きやすい点や、新しい車種に乗ることができる点、またカスタマーサービスの充実など、料金に見合う良さがあるので、長期利用期間中とにかく快適に安心して利用したい方は少し奮発してでもトヨタレンタカーを利用することをおススメします。
ニコニコレンタカー
格安レンタカーの代名詞ともいえるニコニコレンタカーですが、ニコニコレンタカーは格安なのに車種が割と新しいことが特徴です。
ここ最近格安レンタカーはニコニコレンタカー以外にも多く存在しますが、走行距離10万キロ以上走っていたり、車が傷だらけでシートも剥がれているなど、格安を維持するために車の質が悪いレンタカー店が多いのが現状です。
そんな中でもニコニコレンタカーはメンテナンスやサービスは安定しており、格安であるにも関わらず安心して利用することができるのでおススメです。
GOGOマンスリーレンタカー
古い車両が多いですが、走行距離10万キロ以内の車両のみ取り扱っており、清掃やサービスが丁寧だとクチコミで評判となっています。
一番特徴的なのは宅配料と引き取り料が料金に含まれる点です。よって料金自体はニコニコレンタカーと同等ですが、その点を含めるとはるかに安いといえるでしょう。
駅から自宅が遠かったり、最寄りの駅前に長期取り扱いのあるレンタカー店が無い場合などは特におススメです。
長期レンタカーを利用する際の注意点
利用するレンタカー店が決まったとしても、いざ借りる際に注意点がいくつか存在します。それを心得ていないと損をしてしまうことがあるので、是非参考にしてみてください。
免責補償に加入する
レンタカーは任意保険付きな点が特徴ですが、いざ保険を使おうとすると保険利用料として5万円~10万円を取られることがほとんどで、利用料を0円にすることを免責補償といいます。
長期レンタルであれば3,000円~12,000円上乗せすることで免責補償に加入できますので、迷わず加入しましょう。
もし加入しないで事故を起こしてしまうとせっかく安い料金で借りたレンタカー代が結局高くついてしまいますので要注意です。
距離制限を確認する
カーリースでご紹介した距離制限はレンタカーでも設けてあることがほとんどです。
例)GOGOマンスリーレンタカー
30日: 3,000km
もし知らずにオーバーしてしまうと追加料金が発生しますので注意しましょう。
長期割引があるかを確認する
主に長期レンタカー専門店ですが、2ヵ月以上だと割引になる会社があり、6ヵ月の長期だと1ヵ月あたり5,000円(期間合計で30,000円)程度変わってくることもあります。
例)GOGOマンスリーレンタカーの長期割引
1ヵ月42,000円の軽自動車の長期割引
期間 | 料金(税込) | 1日あたり | 割引率 |
---|---|---|---|
1ヵ月 | 45,800円 | 1,526円 | |
2ヵ月 | 44,000円 | 1,466円 | 4% |
3ヵ月 | 43,000円 | 1,433円 | 6% |
4ヵ月 | 42,200円 | 1,406円 | 8% |
5ヵ月 | 41,300円 | 1,376円 | 10% |
6か月 | 40,800円 | 1,360円 | 11% |
もし延長する可能性があったり、もともと数カ月の長期で借りる場合は、このような長期割引がある会社を選んでおくと大変お得になりますので、こちらもチェックしておくと良いでしょう。
まとめ
今回はレンタカーを長期で借りたい場合のおすすめ会社とその注意点をご紹介しました。
まずはレンタカー店にマンスリープランやウィークリープランがあるかどうかを確認し、あとは自分の状況や用途によって決めるのが良いでしょう。
とにかく快適に過ごしたいならばトヨタレンタカー、安く借りたいけどそこそこ快適に過ごしたいならばニコニコレンタカー、自宅までの無料宅配があり車種は古くても清潔な車両に乗りたいならばGOGOマンスリーレンタカーなど、このように決めていくと良いですね。
せっかく長期でレンタカーを借りるのであれば、料金面・サービス面などで一番納得できるお店を選びましょう。
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- 格安(首都圏最安)
- 宅配料金込み
- 免責補償料込み
- 車両保険料込み
となっております。是非ご検討ください。